知可子さんの素顔

「会いたい」の澤田知可子というのは、いろんな印象を持たれるようで、おしとやかな大人しい女性が出来てしまい、
コンサートなどではあれ?と思うことがあるようで、体育会系バラードシンガーとご自身を例える様子に戸惑うこともあるようです。

元ルクプルの藤田恵美さんがソロアルバム「カモミ-ル」の2001年の発売イベントライブが東京、南青山「曼荼羅」(まんだら)で行われ、
それにゲスト出演すると参加。 知可子さんファンは自分ら仲間だけ、それを見つけてわぁーと声をかけてくれて、こちらも手を振ったりしてたら、
一斉に視線が・・・。イベントが始まって知可子さんが呼ばれたら、どうも「会いたい」の印象が強くて隣の女性たちは驚くばかりで、
その表情と雰囲気はこちらまで伝わってくるものでした。
知可子さんが恵美さんと同じ歳と言ったら、笑い声が・・・えっ、見えない、見えないよねに、またまた大笑いする声を耳にして、
ほっとしていつしかライブに入ってました。

藤田恵美さん・・・癒される優しい歌声、知可子さんに会いに行ったのに、ほんと素敵な女性。
対照的なふたりだけど、バラードを歌ったら天下一品のおふたり。とても和やかに癒される、そんな時間が過ぎて行く。
知可子さんが「会いたい」を歌い始めて、何度聴いてもやっぱりせつないけどと、隣の席からすすり泣く声・・・
ふと横を見たら、涙を拭きながら聴いていてくれている。出会えて良かったと、一緒の気持ちで再び歌の世界へ戻る。
歌い終わると知可子さん「泣いちゃった、泣かせてごめんね」の声に隣の席の方々、うなずきながらハンカチで涙を拭いてました。
これは記憶に残る、大切な想いです。

知可子さんの歌声を初めて聴いて、泣いてしまう方々をよくみかけます。
司会の方だったり、演奏者だったり、ドキュメンタリ―のカメラマンだったり。
体育会系な明るいお姉さんのトークに、声を出して笑い引き込まれたり、自然と心地よさを誘う歌声にいつしか陶酔して行くようで
そして、老若男女に関係なく、心を開放してゆく。恥ずかしいとか、知らない人が隣にいるとか、なくなるのです。
人は大人になると泣くことをしなくなる。心地よい涙は、心の開放へ導く。人さまに優しくなれたらと、ただ願うばかり。

私がこうして大好きな歌を歌えるのは、皆さまのおかげだってことを忘れない。
言葉にしても伝わりにくいものだけど、このあと可能な限りのイベントに参加したり、
遠征したりしてその素顔を確かめるべくの自分は、この現在に至るまで知ったずっと変わらない知可子さんの人柄は、
初めての方へも常連の方でも変わりなく、イベント終了後のCD販売&サイン会で話をするときっとわかるかと。

ご縁がありましたら、こんに人柄に会ってみてください。