「会いたい」に出会えたから

トラック運転手をしていた頃、運転中にラジオから聴いた心に残る歌に出会った「会いたい」という歌。心の動きを感受しょうとすればするほど、切なさの極みが深過ぎる。

時が過ぎて、初めて生の歌声を聴きに1999年の夏の野外コンサートに遠征してから、多くのイベントに参加してわかったことがあります。

主人公は女性で自分は男ゆえに、感情移入して気持ちを重ねることが出来ないといつからか芽生えた感情。コンサートやライブで変わらずに歌うのに、心の葛藤、嫉妬でもあったりして。 知可子さんもこの歌がどんどん売れて過程に、自身が追いつかなくて悩みを抱えながらそんな気持ちで歌っていた話を聞いて、あんなにも涙を誘うのにって。

作詞家の沢ちひろさんが書く歌詞は、感情や場面が浮かぶ。きっと主人公になりきって、喜怒哀楽を注入して作品を作っているのかドラマを見ているような、実際の身近な場面に身を込められるのでしょう。だから、この「会いたい」を歌う時だけでも、女性になれたらと本気で思った。もっと心から受け止めたいって。

いつしか愛した人を知可子さんのコンサートに誘って「会いたい」聴き入る様子を見たら、体を震わせて大粒の涙を流していた。思わず抱きしめてしまうそうに。そこに現れた愛をどんな想いなのかを浮かべながら、彼女をずっと大切にしたいと。素敵なこの場面に会えたことは、とても幸せでした。

もし、会えなかったら、きっと愛された男性の視線を感じることなくそのままに、空白を抱えながらいたはず。

どうもありがとうを添えて。

女性の視線では見えなくても、愛される男性の気持ちを体感した自分。主人公の愛と想いと悔しさや寂しさしを自分ならどのように受け止めて、どんな言葉をかけられるだろう?天国とか現世によりも愛し続ける愛への応えを。これからも歌い続ける知可子さんが、歳を重ねて歌う生の歌声を聴き、自分も同じ時の流れで導けたらと願うのでした。