東京都新宿ホテルセンチュリーハイアットラウンジ「ラプソティー」でのライブ

ファンクラブ会員の限定のシークレットライブ。また、4年ぶりにの知可さんのアルバム発表と、もうひとつスペシャルイベントを兼ねてのライブとなりました。会場は、東京・新宿のセンチュリーハイアットの27階、ラウンジラプソティー。100人ぐらいが入るといっぱいの会場、舞台はなく低い視線、まじかに聴くことに。

ライブ開始15分前に、知可子さんのマネージャー様からの挨拶と共に、スクリーンに写し出された映像に。えっ!発売されるアルバムの一曲「会いたい」の、ストリングスバージョン収録風景の映像。あとから書き加えますが、強烈なボクシングのボディーブローを食らったようで、あとからじわじわと効いてくる。この先制パンチに、うるうる状態に。

照明も落ち、ライブ開始を告げるかのように周囲も静かになる。
グランドピアノと譜面台が二つある。ギターの林さんの他にもう一つは何に?
椅子があれば、バイオリンの岡村美央さんだけど。でも、椅子がない。そんな疑問を感じながら、小野澤さんと林さんが椅子に座り、演奏が始まる。この瞬間から旅に出る気分に。

案内役の知可子さんが、聴く側をどんな世界へと導いてくれるのか、発売されるアルバム発表を兼ねたライブに、期待と不安が交錯して行く。
黒い衣装に身を包み、知可子さんが登場。 大きな拍手の中、素敵な笑顔で一曲めを歌い始める。

「With love」

気がつくと後ろに誰かが登場していた。残っていた譜面台に立つ人。
濃紺の衣装に身を包んだ女性が、コーラスで支える歌声によみがえる記憶。
自分が初めて知可子さんの歌声を聴いた日、とても澄んだ声に陶酔していった。
一木有佳子さん、フェスタモード、イオンズコムに参加し、知可子さんのアルバムにも歌詞を提供し、彼女独特の詩の世界を発表しています。
主人公の心の動きや情景が浮かび、その中にいるような感覚に包まれる。
アルバム「ラプソティー」にも歌詞を提供し、素敵な一曲が入ってます。
知可子さんの挨拶。全国津々浦々、たくさんの場所でライブ活動して、4年間少しづつ書き溜めた楽曲。

ここからがスペシャルイベント。始まる前に事務所の社長様からのご挨拶とお願い。クラッカーがテーブルに置いてあった理由。伏せてあった紙を読み納得。
知可子さんはまったく知らない状態・・・。2曲めを歌う気持ちになっているとき、ハッピバ-スデーと歌う観客と演奏に知可子さんは?!!
クラッカーの鳴る会場内、ウェイターズのマナヴさんがケーキを持って登場。
ろうそくに火をつけて知可子さんの前へ、吹き消すろうそくの火に続いて、同じ仲間のともさんが花束を渡す。続いて、コシノジュンコさん、沢ちひろさん、から渡される花束。
ちょっと、潤んだ瞳の知可子さん。そのとき耐えてたんですね。
みんな知ってたんだと、何気に小野澤さんに視線を落として。
小野澤さんのピアノの音が流れ、再び知可子ワールドへと誘う。

現在の知可子さんのこれまでに重ねて、苦労や努力を見てしまう自分でした。
知可子さんはMCで、「gift」についてこう語っていました。
これからもオリジナルとして歌って行きたい楽曲「gift」。
沢田知可子の名前で「自殺しちゃだめだよ」の強烈なタイトルで歌ってしまうと、自身の思いが伝わらないから。
「がんばれ」の言葉一つを捉えて全部を否定するのではなく、歌詞に込められた
愛とか想いを感じてくれたら良いなあ~と。少しづつ広がって行き、期限を決めずに大切に歌い続けて欲しい。

「明日へ届け」一木有佳子さんの作詞。
有佳子さんの書く詩は、主人公の心の動きが見えてきます。登場する女性の心が、その場にいるように伝わってくる。
聴き入っていると、最後のさびで涙声に。知可子さんの涙。イベント等の会場で聴いていると、ついこちらまで誘われてしまう。自身の面倒を見てくれた人や、天に召されてしまった恩人、友達のことでともに悩んだり、友達の姿が見えたりとか。何度かそんな場面に遭遇し、こんな素敵な女性に会えて良かったと思ってしまう。歌声に込められた気持ち、愛を伝え続けたいとの願い。
思いっきり、その一瞬に一曲一曲を心を込めて歌い、聴く側に訴えてくる。

歌手、沢田知可子の一面。人は生きている限り、いろんなことを感じ悩み過ごしている。この日のライブ、たくさんの人たちが支えてくれたことが、頭の中を巡り感謝をして。あまりに辛い気持ちになったことがあったかも知れないのに、がんばって来られたのはみんながいてくれたから。
必死にこらえていたものが、一気に溢れ頬をつたうひとしずく。
つぶなら瞳に湧き水が少しづつ溜まっていくようにいっぱいになり、目じりから頬をつたい流れて行く一筋の線。
体育会系の元気な姉貴のようなさっぱりとした話し方や、感じさせる声にも相手にいつも温かく優しく接っする。そして、感謝の心を忘れない。

「会いたい」開始前、このアルバムの「会いたい」のストリングスバージョンの収録風景の映像がスクリーンに映しだされました。アレンジをした千住明さんが、主席で卒業した芸大の現役の学生さんたちの演奏。とにかくなにより、体が震えた。
あの名曲の新世紀への移行、そんな場面を浮かべながらも、ライブでの小野澤さんと林さんの演奏は、アコースティクなバージョンも三人が持ち味を最大限に発し、奏でている。

「たまゆら」沢ちひろさんの作詞。「会いたい」を作詞した方です。
叙情的な深い女性の心を短い詩に表す、何とも奥深く言い表せないくらいに。
男の自分にはわからない。
じつは、アルバム「ラプソティー」の中で悩んでしまった一曲なのです。
「会いたい」から始まる10のラブストーリー、どれもお薦めの楽曲でいっぱいです。