埼玉県南浦和 さいたま文化センタ- ミュージックファイルコンサート(長文です)

ミュージックファイルと題したコンサート。 今回で8回め、知可子さんを迎えては2回めのこのコンサート。 特徴は、歌手と一般から応募された人(女性)たちとの共演。 自分も2回めの参加、前回は事情で受け止められずにいたので、この日がいつか来ることを待ち望んでいたコンサートでした。

今年は知可子さんの地元の与野と大宮と浦和がさいたま市に合併しての初のコンサート、初陣を切っていざ故郷へ錦の気持ちでいっぱいの記念すべきシリーズの始まり。 ロビーには多くの人たち。埼玉て行われるこうしたイベントは、それぞれの交流を見るのです。挨拶をする姿、同窓会のような暖かな雰囲気。 外は秋風が吹く寒い季節なのに、ここには小春日和の暖かさが心を包んでくれる。

沢田知可子ファン以上のファンが、ここに集まっているのです。そして、自分もここにいることを、確かめるように座席に座り。 始まりを告げるブザーの音、夢じゃないここにいると証明をしてくれている。 1部で知可子さんとコーラスの共演、2部から知可子さんのソロコンサートと プログラムに書いてある。 幕が開き、左からピアノの小野澤篤さん、バイオリンの岩田幸さん、チェロの平山織絵さん、アコスティクギターの林仁さん、舞台中央には、コーラスの指揮で野本立人さん、舞台の後ろには、116名のコーラス隊。 圧巻なのは広い舞台に多くの人たちがいること。 最高の演出者に負けないように聴けるか、ふと不安を覚えてしまう。 今でも印象に残っているのは、コーラスの皆さんが4つのパートに別れていて、それぞれのグループが赤色と黄色とオレンジ色と茶色のスカーフを首に巻き、 秋を連想させていること。知可子さんの命名で決まった「紅葉シスターズ」の皆さん。 「With love」知可子さんの歌声に酔う、ゆっくりとゆっくりと。

いつもは少しづつ聴き入る自分なのに、今日は始めから。 体が震える緊張感に堰(せき)をきったのが、116名の歌声。それは、幅広い年代層とこれまで過ごした人生やここにいる喜びと、一番にあるもの なのが母を感じさせる母性そのもの。 一曲めにこの楽曲を持ってきたことは、一発食らった感がいなめない。 男性には出せないもの、逆に男の自分だからより感じることが出来たのかもしれません。 女性たちのコーラス、もし知可子さんがこれを意図しての選曲なら、沢田知可子の手の中じゃなく心の中に入り、迷宮する自分がここに。 自然につたい流れるものを止めることもなく、こんなことはランタンでの「恋人と呼ばせて」を聴いたとき以外、一度もなかったのです。

このまま帰っても良いと本気で感じたほど。今も余韻を引きずりながら、忘れなれない。ゴダイゴの「Beautefl name」楽しい歌に、自然に沸き起こる手拍子。 続いて、自分の中では懐かしい楽曲「ひっこりひょうたん島」踊るように体を動かし表す、映画「天使のラブソング」状態のよう。アニメーションが主流で、人形劇は画面から見かけなくなりましたが、当時楽しみに見ていました。思い出すのは、ひょっこりひょうたん島の本を買ってもらい、大事に抱きしめていた記憶が嬉しさとよみがえっています。

小野澤さんのピアノ、これって贅沢だなぁ~と懐かしんで。 ここから時代メドレー。幅広い観客への配慮も初めて聴く歌、懐かしく聴く歌、 懐かしく聴く歌、聴いたことがあるようにそれぞれに違う聴こえ方。ペギー葉山さんの「学生時代」森田公一とトップギャラン「青春時代」そして、 中島みゆきさんの「時代」。運転するとき、ラジオ番組がその時間帯に聴いている世代に合わせているため、違和感なくこれらの歌を聴けました。 最後は森山良子さん「さとうきび畑」。知可子さんの新宿でのファンクラブ限定ライブで聴き、CDを手に入れて歌詞を読んで。 初めて聴いたあの「ざわわ~ざわわ~ざわわ~」の心地よさに酔い、知らな かったとはいえ、こんな意味があるとは。 戦で天へ逝ったおとおさんを偲ぶ、会いたいと思う気持ちが込められているとは。 知可子さんの歌声とコーラスの皆さんの「ざわわ~」が再びこの思いの深さを教えてくれる。お母さんがお姉さんが、物語を優しく語りかけるように。 寂しくせつないけど、そんな思いも淡く表しながら、初めから終わりまで充足感に見舞われ続け、後半までもちそうもない。

休憩を挟んで2部の始まり、この休み時間に救われました。ここからは、知可子さんの歌。 初めから「幸せになろう」が流れてもう終わりなわけないけど、ライブの最後に歌う ことが多く、一瞬勘違いをしそうなにもなる。この選曲の意味、いろいろとあると思いますが、最後に用意された歌を強調する予感などそのときはなく、知可子さんの歌声を聴いていた自分でした。 「愛いっぱいの自転車」久しぶりにオリジナルのCDを聴いてみました。 有佳子さんの歌詞に主人公の心の動きを感じ、歌声に浸りながら。 元気いっぱいな明るい主人公が浮かんできます。カバーアルバムの曲目で耳に残る「「川の流れのように」でした。 意外な感じはなく、アレンジを変えての知可子流に復活。 広い世代に受け止めてもらえる仕上がりが、印象に残ってます。

「さよならをするために」ビリーバンバンは、菅原孝、進さんの兄弟。お兄さんの菅原孝さんがラジオ番組に出演されていたとき、話がおもしろくてテンポ がとても良く歌手とは違う一面を感じて、知可子さんでいうと「恋人と呼ばせて」の ような、せつなくなる歌が好きなので、アルバム収録を楽しみにしてました。 年代からすると自分より少し上ですが、ゆっくりと聴きたいなぁ~って。 MCの中で唐突な?知可子さんのものまね。 「少年時代」のゲームソフトのオーディションでお母さんのように歌ったのが、採用され井上陽水さんが「これ外人ですか~」と言われたのを真似して、知可子さんのネタふり に思いっきり笑い、歌声にじ~として。小野澤さんのアレンジと知可子さんの歌声最高。これらのつながりが「Boys be...」になって行ったそうです。 「初恋」初めて知可子さんの歌声を聴いた日、野外ライブで歌ってくれました。 個人的に思い入れがあり、まさか聴けるなんてと。 村下孝蔵さんが歌う「初恋」は、時を戻し学生のころを思い出させてくれた。 種山ヶ原の再来ともうひとつ甘酸っぱい思いも添えて、少年の心を忘れた大人になった自分が、あの日に戻れるとは、知可子さんの歌声が導いてくれるなんて幸せ。 知可子さんの笑顔にダブらせてしまう、似ていたんです彼女の笑顔に。 「Boy」12年めに再びの誕生。 会いたいがヒットしていくスピードに心が追いつかず、戸惑っていたとき作った楽曲と語ってました。

アルバム「Cherish」を聴いてみる。 歌詞カードを読み、一つづつ確かめるように。リアルタイムでイベントに参加していたら、もっと自分の感想をかけるのに。これは批判じゃないと前置きをして、自分が感じたそのままの思い。 純粋に知可子さんの歌が聴きいた、小野澤さんのピアノで聴きたい、林さんの アコースティクギターで聴きいた、これからもこれを基本形で聴き続けたいと。 演奏が出来ない、歌も上手く歌えない、音楽について何も知らない。でも、3人が奏でる音楽は、こんな自分に沁みてくるのです。それを証明してくれたことが、このあと起きたのでした。 15年の月日、知可子さんにとってどんな感じだったのだろうと。 知可子さんを知ったヒット曲「会いたい」。何度聴いても知可子さんが言う言葉を借りれば、色褪せない楽曲まさにその通り。 自身を心から支えてくれた人たち、知可子さんの中にずっと生きつつけている人を知可子さんの語り、書き込み、イベントでお話する機会があるとき、 知可子さん自身を含めて「愛」を見を見つけるのです。

あなたはファンだからとか、思われてしまうかもしれません。 歌うことを仕事にしているんだから当たり前なんて、そんなことを一瞬でも思ったら、一生後悔してしまうようなあの優しさ。ファンには、それぞれの思いがある。知可子さんにいつも想うこと。 状況が許すときは、終了したばかりなのにお見送りをしてくれる。 時間のある限りこんなことしか出来ないけどと、思うのは何故? 握手をしてもらい、眼を見て話す、知可子さんってどうしてそうなの?アルバム「Cherish」を聴きながら、感想を書いてたら。 今、書きながら偶然に流れてきた楽曲「Feel」これだ、こんなにも、素敵な楽曲を作るアーチストだから。

小野澤さんのピアノと林さんのアコースティクギターの演奏が始まり、 知可子さんの歌声が会場内に響き、心をあの場面へと導く。 緊張感を隠しながら今日は頑張りますって言ってたけど、地元で先輩や同級生や恩師やファン以外にも、多く参加したコンサートだから。 2番を歌い最後のさびにさしかかると、演奏が止む。 体が震える、アカペラでで歌い上げている。 「遠くに~そばにいて~♪」全姿全霊を込めて歌う、知可子さん。 眼には溢れんばかりの涙が。こらえようとするから、声が。いつもと違う、歌声がかすむ。 歌うのを辞めて涙を流してと想う自分。小野澤さんのピアノが流れるとき、知可子さんはピークに。 歌手の沢田知可子ではなく、私人の彼女が現れたようで。さすがにこんな場面に出会うと、初めからうるうるな自分もついに。ピアノの音を知可子さんの歌声に合わせてひいている、小野澤さん。 聴いている人たちにの為に歌いなさいと同じ音程で続けず、頑張って歌おうねと支えている。

会場内に響く、暖かな拍手がこだましている。あともう一人、視界にいた方も同じく。 チェロを弾いていた彼女がうつむきながら、ぽろぽと。 知可子さんのファンだからじゃないことを証明してくれたけど、涙を拭う姿に こちらまで気持ちが届いてしまった。 120パーセント想いを込めてしまいましたと、語る知可子さん。 恋の歌や女性の微妙な心の動きを表し、バラードシンガーの真髄を聴くにつれ、 女性にももちろん、男の自分にも十分なまでせつなさせたり、哀しくさせたり、 幸せにしてくれたり、夢を与えてくれたり、そして「愛」を伝え続けてくれる。 人が人を愛することも、いろんな形で無数にある中の違う形を作り出したのが、この「gift」のような気がする。この楽曲は自分の中では、主人公に重ねる擬似になっていて、そんな思いを抱きながら聴いていたせいか、とても大切にしたい楽曲になっています。

知可子さんが今一番大切に歌っているからじゃなく、この私設ファンサイトを作るきっかけは、この楽曲を自分なりに残したいと決めたから。 個人の力ではどうしょうもないけど、一人でも関心を持ち、CDを手にし、ライブ やコンサートに来てくれたらとても嬉しい。 人づてに少しづつ伝わり、人の心に愛が宿り、その想いがまた伝わるように。

これはあくまでも自分個人の思い。業界のことを知らない、このジレンマが聴き続けてきた自分の戸惑い。 知可子さんが「gift」を歌う前のMCで「愛のある頑張れを伝える人間にならなく ちゃ~」と。初めのころ思いを込めすぎていたような話が、印象に残っていた せいか、こんな言葉を聞くとほっとしてしまいます。ここに愛のある頑張れがあるんだよって。いろんな反対意見を受け止め、自身の伝えたいことへの狭間で悩み、アーチスト沢田知可子じゃなくても、辛かったことでしょう。

長い文面に改行もなく書き綴った、知可子さん自身のこの「gift」への想い。 歌う前にときおり涙をこらえる声になるときがあります。今日も同じだった。 自分は特別な感情をいっぱいにし、心の扉を開いて受け止めてるように眼を つむり、無になって聴き入る。眼が開けられない、開けたら溢れる涙が視界を妨げてしまいそう。でも、みんなに私の歌声が届けとばに、受け止めるように。

歌の途中からコーラスの皆さんが、一人づつひな壇にあがり順番に並んで行く。グレーのトレーナーに着替え、紅葉色のスカーフはなく、そして、 歌う知可子さんを会場全体を愛で包むように、遊佐氏ク観客を暖かくしてゆく。お母さん、お姉さん、妹さん、年代が違うそれぞれのかんばれ。 知可子さんとのハーモニーの心地よさに加え、楽器の音色に酔わされて、なにも言えなくなってしまった。皆さんにどうもありがとう。 幕が降りるまで暖かい歌声に震えた心がほっとする。 気がつけば、アンコールを呼ぶ拍手の波。 長い間合い。着替えて再び現われた知可子さんとコーラスの皆さんの首に巻かれたスカーフの色が、鮮やかに舞台を彩る。 少し気分があがっている知可子さんの声、緊張していたのですね。 紅葉シスターズの皆さんも、同じ気持ちだったことでしょう。

「Day by day」を聴きながら心をク-ルダウン。ここでメンバー紹介。皆さん、素敵な笑顔を添えて。コーラスの練習のときビアノをひいてくれた須永真美さんが、そでから登場して紹介を受ける。この企画の為に参加した皆さんは、経験者未経験者が集まり、 4ヶ月間で10回の合同練習でここまで仕上げたと、プログラムに書いてあり ました。最後の一曲「見上げてごらん夜の星を」そんなことも知らず、いつもの メンバーで歌っていると思ってましたから。 心を暖かくし、今日を迎えられたこの想いを込めて、心の中でありがとうを皆さんにつぶやいていた自分でした。