渋谷 JZ Brat Sound of Tokyo
JZ Brat Sound of Tokyoでのライブの感想です。
1部でVintageの14曲をすべて歌いますとのことだったので、知可さんの歌声に松井先生の訳詞に
身を委ねながら、聴き入っていると豪華メンバ-の演奏に、アコ-スティクな音は、
より至福のひと時に導かれて。 その中でも「ひまわり」は、映画の話からより心にしみました。
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2部は知可さんと松井五郎さんとの朗読の時間。
松井先生が「僕がいると8割くらいの方が歌えなくなる」と話されて、隣にいたらそうなりますねと共感。
そんな場面があり、自分は初のお二人の朗読の時間に緊張感が解けてました。
松井先生の語る声は、何だろうかとっても不思議な感覚で、情感とか温もりとか感情とかが心の中に届くのです。
青山での作品展のたんさんの言葉を綴る方が、語ることでより深く包むような。
ほんと心地よくて、さいたま芸術劇場での音無美紀子さんとの朗読コンサ-トのような、あの場面が浮かんでくるよう。
お二人の朗読が交互にされて、ラストの松井先生の言葉が印象に残り、本を閉じたあと、知可さんが歌う。
自分の中では、サプライズの知可さんが歌う「時がめぐるなら」とは。
知可さん、イントロから泣けてきてしまって、知可さんソロの「時がめぐるなら」を歌うとは、不意打ちのようなでも、
あの音無美紀子さんとの朗読コンサ-トの再来に出会えてた喜びに、うるうると眼にたまる涙は感涙と変わり。
続く「会いたい」もいつもと違う、より心に深く沁みるものに。
アンコールラストの「しあわせは許してくれる」は、このライブで感受したすべてのものを、優しく穏やかに導いてくれた。
料金の支払いで並んでいたら、関係者控室の出入り口のカ-テンが開いて、松井五郎さんが
現れて・・・ご挨拶も無しに、あっ、松井先生と言い、話しかけてしまう。
「会いたいの歌で男性は死んでしまって、ずっと聴いていて主人公に伝えたい気持ちが募り、
知可さんのファンなんですが、会いたいの呪縛として残っていて、松井先生が「時はめぐるならの」歌詞を書いてくれて、
主人公に伝えることができました。
青山での作品展に参加したとき、松井先生に伝えられなくて。」
松井先生は、聴いてくれて「青山に来てくれたのですね。」と返信してくれて。
「どうもありがとうございました。」とこんなことがありました。
きっとご迷惑だったことなのに、この気持ちが届いたら幸いなのですが。
念願の想いを伝えられました。