楽曲「gift」への大切な想い
この私設ファンサイトを作った理由に、ファンである沢田知可子さんの応援ともうひとつ理由があります。
それは、楽曲「gift」を伝えようと心に決めたからでした。
自分のことを優しく見守っていてくれた人。
家庭環境を察しかわいそうだからと甘くすることなく、優しくしてくれた。
田舎の雑木林に入り腕に傷をこさえつつも、カブト虫を粉ミルクの缶に穴を開けた簡易虫かごに、いっぱい詰めてくれた叔父。
どこにも連れていかれないからと川原沿いの砕石場と生コン工場の往復するときに、新車のダンプの横に乗せてもらったのを今でも鮮明に覚えてます。
大型車からの眺めと、運転する叔父の横顔が・・・。母に電話をかけてきて、みんな忙しくてどこにも連れて行けなくてと言う。
はしゃぎながら話す自分のことを喜んでいたよって伝えてくれたけど、叔父から腹巻から小遣いをもらったり、実家の長を担ってました。
1999年平成11年11月27日土曜日は、待ちに待ったコンサートの日、いつもと違う感じでした。
知可ちゃんの歌声を聴ける喜びは、いつもと変わらなかったけど・・・。
埼玉県与野市(現在・さいたま市)でのコンサートの日に、突然訪れた訃報に母からの電話に暴言を吐いた。
その理由は「gift」の主人公に限りなく近くにいる自分の姿がそこにいて、現実を取らえることが出来ず、逃避するように会場へ向かう。
何がなんだかわからず、知可さんの歌声も、コーラスの声も聴こえず。
デビュー当時から応援しているファン仲間の女性が、昼の公演で開始から涙を流し続けたらしく眼を真っ赤にしているた。
知可子さんをずっと応援している人が号泣のように涙した、素敵なコンサートなのに。
何故か帰りにそのファン仲間のご主人が声をかけてくれた。
普段、自ら喋る方じゃなく、自分の心の中をわかるはずもなく、何で声をかけてくれたかは、いまだにわかりません。
何かを察してくれたことは事実で、優しい声はとてつもなく温かくて、少しづつ落ち着きを取り戻し、何事にも代えがたい気持ちに包まれて。
そのおかけで翌日は最後のお別れに行って来れました。きっと、行かなかったら後悔してたはず、消えない心のわだかまりに。
彼女からもいろんな言葉を後にもらい、支えてもらった、二人の存在は、今の自分の中に宿り育まれている。
初めて聴いた楽曲「gift」に、止まらない涙に聴けなくなってしまう。
少年が自殺をして命を取り留め、病室の昏睡状態の友達への想いを歌にした楽曲。
主人公と自分が重なり、歌詞に動揺し、知可子さんの歌声が心にそっと置いてくる。
コンサート・ライブでは、泣いてしまう方々を多く見かけます。 老若男女、理由はそれぞれでしょう。
印象にあるのは、年上の男性が涙をするということ。
「会いたい」も知らないだろうと思われる方が、この楽曲を聴きに来たり、初めて聴いて号泣する方もいらっしゃいます。
歌詞の中に「がんばれ」の言葉が多く出てきます。負担を感じたり、追い詰めてしまう場合もあるのに、ありきたりに使われてしまう言葉。
その言葉にそれを押し付けることなく、言葉の重さを認識してくれたら、彼女の歌声には、愛がいっぱい込められている。
聴く側をよく見つめ、暖かく見守り、包むように心に届く。
自分は、今やっとこの楽曲と真正面に向かえるようになれた。
伝えようの気持ちが自分の想いが強すぎると、正しくは伝わらない。 無理強いをしてはいけない。
否定されても、拒否されても、怒ってはいけない、人それぞれの受け止め方があり、十人十色なんだから。
こんな気持ちになれたからこそ、改めて大切な「gift」を守って行ける。
微力ながら、恩とかファンだからを外しても、伝えて行きたいのです。
沢田知可子さんの愛のある頑張れが、多くの人たちに届けと願って。
時が過ぎこの「gift」は、月日に支えと勇気を励ましをくれた楽曲、こんなにも愛がいっぱい詰まった楽曲に出会わなければ、何かに甘え続けたはず。
歌詞のひとつひとつに深い想いがいっぱいある反面、メッセージが強く「がんばれ」の言葉に、それぞれの受け止め方があり、違和感を感じることがあるかもしれません。
お願いしたいことは、必ず歌詞カードを読みながら聴いて欲しい。
歌詞のひとつひとつを確かめて、心の中に歌声と一緒に心に刻んでくれたら、そして、コンサート・ライブ等で生の歌声をぜひ。
大好きな歌手が歌うからとか、支え続けてとかは無くなり、人が忘れかけている
大切なものを今一度思い起こし、知可子さんの愛を受け止めて欲しい。きっと、伝わるようにと願いを込めて、心が暖かくなってくれたら。
元ウェイターズのともさん・マナヴさんへどうもありがとう。
二人の歌声は、支え続けてくれました。デヒュー曲「自殺しちゃだめだよ」こんなにも難しい楽曲、心を込めて歌っていたね。
ずっと二人のライブで涙を流す若い世代を見てきました。
知可子さんがセルフカバーをした「gift」を歌ったあの日、小淵沢のコンサートのあと、自分の気持ちを初対面なのに挨拶もなくぶつけたのに、
真剣な眼の中に優しい二人の瞳。あのときは、本当にごめんね。どうもありがとう。
二人の初めてのCDの演奏、小野澤さんのピアノと林さんのアコースティクギターに 涙が止まらず、暖かに包まれながら聴いてました。
小野澤さん、林さん、どうもありがとうございます
。
知可子さん、あなたに会えて本当に良かった。
「がんばれ」に込められた「愛」を伝え続けてください。 これからも、ずっと応援させてください。
知可子さんどうもありがとう。